2011年5月20日金曜日

本土株式市場、物価上昇懸念は収まらず、持合い相場続く?

 11日(火)の上海総合指数は0.44%上昇、終値は2804.05ポイント。売買代金は前日より163億元減少し、945億元。商いは低調。不動産、銀行、証券など大型株が買われ、創業板など小型材料株が前日に続き売られた。

 上海総合指数は本日、切り返しはしたが、何か材料があって動いたわけでなない。出来高が示すように相場のアヤで動いている。しいて ネクソンポイント RMT
言えば、大型株が強く、小型材料株が弱いことから、機関投資家は積極的に底値を買おうとしており、それで切り返したのであろう。

 11日(火)大引け後から、12日(水)にかけて発表された主なニュースは以下の通り。
?国家統計局が11日発表した最新データによれば、昨年12月下旬から今年の年初にかけて、国内重点企業主要工業品出荷価格指数は
上昇、非鉄金属、原油など多くの製品で価格上昇が目立った。一方、石炭、化学工業製品、セメントなどの価格は下落した。(中国証券ネット)
?寒波の影響を受けて食用農産物の価格は先週(3?9日)まで3週連続上昇、年初の消費者物価指数を上昇させる要因となっている。交通銀行の連平チーフエコノミストによれば、2011年の消費者物価指数は第1四半期、第2
四半期、上昇圧力が強く、月ベースでは6%を超える可能性がある模様。(上海証券報)
?宝鋼は11日、1月に続き2月も鋼材出荷価格を引き上げると発表した。業界関係者によれば、鞍鋼、武鋼など主要鉄鋼メーカーも出荷価格を引き上げると見られ、今年第1四半期の鋼材市況は、上昇が続く模様。(上海証券報)
?第12次五カ年計画中、工業情報化部は“自動車
の情報通信サービス”について、産業計画、技術標準などの策定に着手し、自動車関連の電子産業、情報通信産業の発展を促進させる意向である。(記者による取材記事)(上海証券報)
?国家統計局は11日、2011年経済統計情報発表日程を公表した。2010年12月、2010年の主要経済データは20日に発表される。(東方早報)

 全体的に物価に関する情報が
多いが、いずれも物価上昇を示唆するような内容である。12月の物価はやや落ち着きを取り戻したが、1月以降は予断を許さないといったところがコンセンサスになりつつある。もっとも、これは現段階で持合いを下抜けさせるほどの材料ではなさそうで、当面方向感のはっきりしない相場が続くと予想。原油、金などの国際商品先物価格が大幅に上昇しており、関連銘
柄にはポジティブ。(編集担当:田代尚機)

【関連記事】
本格上昇期へ突入!? 2011年の中国株式市場を読む=藤村哲也
本土市場:0.44%高、金融株、不動産株主導で上昇
【中国株】新興諸国市場のバリュエーション
本土株式市場、抑制政策への懸念は払しょくできず、神経質な展開続く?
中国企業:事業経営は“何でもあり”、変
わり身の早さが強さの秘訣?=田代尚機


引用元:アトランティカ rmt